わたしの元には、多くの方が相談に来られます。

相談に来られるということは、

少なくともビジネスや人生を好転させていきたい

という希望があるので素晴らしいことなのですが、

悩んでいるだけでは、何も変われません。

 

変化を望むのならば、そこには行動が必要になります。

わたしがサラリーマンだった頃の話ですが

よく部下が

「こんなに頑張っているのに、評価されない!」

と嘆いている時がありました。

 

彼ら、彼女らの言い分も分かります。

組織においては、そういうこともあるでしょう。

しかし一方で

「本当に頑張っているの?」

と思える節もあります。

 

そこにギャップが生まれる理由は

「頑張っている」

という解釈が異なるのです。

 

上司、あるいは会社は

「頑張っている」というものは

行動で評価します。

もっと言えば、結果で評価します。

 

彼らの中での「頑張っている」は

「こんなにも会社のことを考えている」

「こんなにもみんなのことを想っている」

ということも含めてしまっています。

 

残念ながら、それでは評価は得られません。

これは、会社の中だけの出来事ではありません。

例えば恋人同士であっても

「こんなにもあなたを愛しているのに!」

と言いつつ、浮気しているとか

誰も信じてくれません。

 

つまり、想っている、考えているということは

周りの人には伝わらないのです。

想いは「形」つまり行動に変えていく必要があります。