昨日のことになりますが
ランニング中に、ある『出会い』が
ありました。
いつもランニングの最後は、
ゆっくり歩きながら自宅に戻るのですが、
50代くらいのおじ様が
ニコニコしながら近づいてきて、
何やらわたしに話しかけてきます。
こういう時、わたしは相手がどんな人でも、
話を必ず聞くようにしています。
しかし、今回ばかりは、相手の話が
耳に入ってきません。
何度も、何度も、聞き取ろうと
しましたが、無理なのです。
おじ様が何を望んでいるのか分からなければ
何も手助けできません。
本当に困りました。
おじ様は、明らかに日本人です。
けれど、わたしは聞き取ることが
できないのです。
それもそのはず。
おじ様は、一所懸命にわたしに
手話で話してきているのです。
わたしが手話をできないのも、
おじ様は分かっているはずです。
分からないけど、なんとかおじ様が
何を伝えようとしているのか、
わたしは必死に理解しようとしました。
けれど、何を言おうとしているのか、
やはり分からない。
しかしおじ様は、終始にこやかに、
楽しそうにわたしに手話で語りかけ、
最後は満足そうな顔で
立ち去っていきました。
おじ様が立ち去っていってから、
わたしは考えました。おじ様は、
何をわたしに伝えようとしていたのか。
少し考えて、わたしはハッとしました。
実は、わたしの左耳は、
あまり聞こえません。
時々、右の耳も聞こえなくなったら、
どうしようかと
不安にかられます。
両耳の聞こえない人生を、
前向きに捉えることができない。
でも、ちょっと待てよ。
話が聞こえなくなって、
うまく話せなくなったとしても、
手話があるじゃないか。
しかも手話なら、外国の方とも
(もちろん、手話の違いはあるけど)
話すことができるようになる。
もし手話をマスターしたら、
波動リーディングという技術を、
話せない、聴こえない人にも、
あるいは海外にも、伝えることができる。
なんだ、聞こえなくなるのは、
むしろより人生を
豊かにしてくれる
かもしれない。
ひょっとしたら、おじ様は、
そんな事をわたしに氣づかせるために
現れてくれた
天からの使い
かもしれません。
何故この話を、このメルマガに
書こうとしたか。
それは、
解釈力と言うものは
人間力、すなわち
自分の波動を高めてくれる
からなんですね。
一昨日の出来事は、また一つ
わたしを成長させてくれた。
そんな氣がして
なりません(^◇^)
あなたも解釈力を
磨いてみませんか?