質問を英語で表すと「question」になりますよね。
questionは、quest + i + on なのです。
questとは、探求する冒険のことです。
まさにそれは、人生そのものを指し示していると言えるでしょう。
 
 
その人生を高めることを、質問というのですが、
この質問の質が低いと、
効果的に人生の質を高めていくことはできません。
 
 
愚問を続けていくと、愚者になります。
賢い正しい質問を続けていくと、賢者になれます。
実に物事とは、シンプルにできています。
 
 
例えば
「わたしはどうすれば仕合せになれますか?」
という質問は、愚問の代表作です。
人には人に仕合せを感じるポイントが違うので、
自分以外の人に聞いても、答えは得られません。
ゆえに、こういう人は、
自分と向き合うことから逃げている人なのですね。
 
 
「わたしは●●に向いていますか?」
という質問も、愚問の1つだと思います。
物事を進めるにあたり、向いているか、向いていないか、
それはあまり関係ありません。
そうではなくて、あなたが何者になりたいのかを
明確にすることが大切です。
 
 
例えば
「わたしは、経営者に向いていますか?」
と小学生が大人に質問したところで、
誰が正解を知っているのでしょうか?
誰があなたの可能性を正確に判断できるのでしょうか?
誰も、その答えは知らないのです。
 
 
わたしは、この手の質問をされたら、何も考えずにこう答えます。
「向いていますよ」と。
何故ならば、可能性のないことを、
あなたの脳は考えようとはしないからです。
 
 
可能性を少しでも感じているのならば、
あなたはチャレンジすべきです。
想像してほしいのです。
死ぬ間際になって
「あ〜、なぜあの時に挑戦しなかったのか・・・」
という後悔しているあなたの姿を。
 
 
「では、どうすれば●●になれますか?」
というのも、また愚問の1つです。
その質問に対する回答は、やはり決まっています。
「それは、あなたが成ると決めることです」
と。
 
 
本気で成ることを決めている人は
そういう質問はしません。
本氣の人の質問は
「こういう進め方で●●になろうと思うのですが、どう思われますか?」
というような感じになります。
 
 
あなたの質問のスタイルを、再点検してみてください。
あなたが本氣になることが、その成否を分けるのです。 
 
 
正しい答えを知りたければ
正しい質問をするべきです。